初出展を果たしたパリモーターショー2016にて発表した次世代EVスーパーカーのコンセプトモデル「GLM G4」。クーペスタイルの外観ながら4ドアかつ4シーターを実現した、新たなコンセプトEVです。スーパーカーのルーフラインを保ちつつ、4人の乗員が移動を優雅に楽しむことができる快適性を確保しています。さらにEV特有の大きなトルクを活用したクルージング性能を可能とし、新時代の到来を告げる＜グランドツアリングカー＞（長距離ドライブに適う高いパフォーマンス及び高いラグジュアリー性を有するセグメント）として打ち出しました。前後のドアはハサミのように跳ね上がるシザーズドア方式を採用し、特徴的なアイコンを有します。全体の姿は、気品さと力強さ、優雅さを強く表現し、車両には、専用開発の高効率・高出力なモーター Multi saliency power package（マルチ・サリエンシー・パワー・パッケージ）を前後に2機搭載。最高出力400kw（540馬力）、最大トルク1000Nmを発揮します。加えて2機のマルチ・サリエンシー・パワー・パッケージ各々が、道路の表面状態に応じて、タイヤの回転力を調整する制御技術も搭載し、走行時の動力を最大化させます。発進から時速100kmまでの到達時間（0-100km/h加速）3.7秒、最高速度250km/h、航続距離400km。

GLM G4は、RoadYacht（ロードヨット）“路上を走るヨット”をコンセプトに、現代のラグジュアリーカーの新境地を拓く、新たな時代のグランドツアリングカーを目指しました。