電気自動車（EV）メーカーの「GLM（株）」（京都府京都市）は、「旭化成（株）」（東京都千代田区）と共同で、スポーツカーとSUVを融合（クロス）した次世代クロスオーバー車のコンセプトカーを開発しました。

車両内部は、当社量産第一号車のスポーツEV（スポーツタイプのEV）である「トミーカイラZZ」のプラットフォーム部分を活用。車体に、自動車への応用が期待される旭化成の最先端技術や、自動車向け等の同社部材・システムを、計27品目搭載しています。

本車両は、量産EVのプラットフォームを活用しているので、コンセプトカーながら「実際に走る」のが特長です。当社は今後、これまでの車両開発で得たノウハウ（技術や車両、自動車関連企業・機関と 協力関係等）を活かしながら、車両の内部であるプラットフォームそのものや、その一部分、その設計技術などを他社に提供する「プラットフォーム事業」を本格始動します。EV事業に参入したい国内外の企業の、自動車開発そのものを担うような、スケールの大きな事業に育てたい考えです。