GLMが軽規格 EV「MiMoS」を用いた実証実験第二弾を実施。東京都檜原村で移動式ソーラー充電スタンドと合わせ
電気自動車(EV)の開発を行うGLM株式会社(所在地:京都府京都市)は、この度軽規格EV「MiMoS」を使用した実証実験の第二弾として、東京都檜原村での運用を期間限定で開始いたしました。 首都東京都でありながら山間部に位置する檜原村では、限られた公共交通や衰退する2次交通への対応、また環境問題への対応など、多くの課題の解決へ向け様々な取り組みを模索されています。そんな中、エネルギー問題への課題解決へ向け、移動型オフィスとして使用するキャンピングトレーラーにソーラーパネルと大容量リチウムイオンバッテリーを搭載し、EV専用の200Vの普通充電器をあわせもった移動式のEV充電スタンド「モバイル SS・ヒノハラ(SS=サスティナブル・ステーション)」を開発。太陽光と家庭用電力を効率よく合わせた発電、蓄電、利用などを模索することに合わせ、弊社取り扱いの「MiMoS」を利用して2次交通手段の実証実験を行うことになりました。
モバイルSSの狙い
東京で唯一の村として知られる〈檜原村〉は、山間部に位置することもあり、日照時間が短くソーラーパネルの発電量だけではEVの充電をはじめ、すべての電力を賄うことには限界が考えられます。そこで、不足した電力は100Vの家庭用電力の夜間電力などを使い、トレーラーのバッテリーに外部電力として充電し補填する計画です。わずかながらの発電量であっても、発電した電力を有意義に使うことに意味があり、今、実現可能な技術を駆使してSS=サスティナブルステーションを運用することの大切さを訴求していきます。今後、モバイルSS・ヒノハラの活動を通じて、移動式の充電スタンドの受注や相談をはじめ、再生可能エネルギーへの意識をより現実的な視点に変えていくことが狙いです。
※「MiMoS」は東京都檜原村のワーケーション施設「Village Hinohara」にて ご利用体験が可能です。詳細は以下リンクをご参照ください。
Village Hinohara
檜原村が建物を設置し、一般社団法人アナドロマスが施設を借り受けて運営する、公設民営のプロジェクト
住所:東京都西多摩郡檜原村本宿790-2
アクセス:JR武蔵五日市駅より西東京バスで25分/中央道八王子ICから 車で約40分
https://villagehinohara.tokyo
【利用体験予約フォーム】
https://calendly.com/village_tyo
【実施期間】
2023年11月下旬〜2024年1月上旬の予定