スポーツカータイプの電気自動車(スポーツEV)の開発、販売を手掛けるGLM㈱は、㈱安川電機(福岡県北九州市)と資本・業務提携しました。同社を引受先に第三者割当増資を行います。

調達資金を次世代車両の開発に充てるとともに、これを機に安川電機と共同で、電気自動車の主要部品であるモーター・インバーターを開発します。

今回の業務提携は、次世代車両に必要な高出力で高効率なパワートレインを開発したい当社と、電気駆動システムの事業化を加速させたい安川電機の思惑が一致。次世代EVのトレンドとなる独自性のある優れたモーター・インバーターを開発することで合意しました。開発には同社の高効率のEV向け電気駆動システム※を活用します。

※「QMET(クメット)ドライブ」と呼ぶ独自の電子式巻線切替技術が安川電機社製の特徴の一つです

現在当社は、日本初の量産スポーツEV「トミーカイラZZ」に次ぐ新車両「GLM G4」の開発を急いでいます。来月2016年10月1日から開催されるパリモーターショーでまずは、そのコンセプト車両を発表します。安川電機と共同開発するモーター・インバーターは、「GLM G4」の量産車に搭載する計画です。

当社はこれまでにも「トミーカイラZZ」の開発、量産化に向けてファンド等の出資を得てきました。直近では2015年8月に、サウジアラビアの政府系ファンドなどから約17億円の出資を受けています。

国内外から高い評価を得ているのは、世界中を探しても極めてまれなベンチャーながら自動車の量産化に成功した点、さらには既存車をEV仕様に改造する“EVコンバージョン”ではなくゼロからEV車両を開発した実績です。

この度の安川電機との提携も、EV車の新たなマーケットを開拓する当社を評価いただいたものと考えており今後益々、世界に飛躍するEVベンチャーとして邁進して参ります。

 

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