国内初量産EVスポーツカー「トミーカイラZZ」納車開始
報道関係者各位
ニュースレター
平成26年7月21日
EV ベンチャーGLM、EV スポーツカー「トミーカイラZZ」
納車開始
~日本初 量産EV スポーツカーの国内認証取得~
電気自動車(EV)の開発販売を行うGLM株式会社 は、EVスポーツカー「トミーカイラZZ」の量産仕様による国内認証を取得し、7月から初号車の納車を開始します。
この度、当社GLMが開発を進めるEVスポーツカー「トミーカイラZZ」が道路運送車両法の保安基準に適合していることを国土交通省近畿運輸局で確認され、2014年6月17日に審査結果通知書の交付を受けました。これにより、当社GLMで製造されたEVスポーツカー「トミーカイラZZ」がナンバーを付け日本の公道を走ることが可能になります。
近年追加された法定試験もクリアし、大手自動車メーカー以外では、初めての量産を前提とした電気自動車の認証取得になります。また、国内認証取得に伴い、7月中に初号車の納車も開始いたします。
「トミーカイラZZ」は99台の限定生産で、すでに限定数を超える予約申込数をいただいております。正式予約は三期に分け、申込み順に正式予約を受け付けており、第一次募集枠については、すべて受付完了しています。現在、生産はGLM宇治工場で行われており、今後、舞鶴での量産工場での生産に切り替え、月生産台数を増やしていく予定です。
■GLMとは
GLMは京都大学発ベンチャーとして2010年4月に設立しました。
独自開発のEV Platformを用いたオリジナルEVスポーツカー「トミーカイラZZ」を発表し販売を開始しております。
■GLM「京都生産方式 」によりEV開発のオープン化は加速していきます。京都には、名だたるテクノロジー企業が集積しており、EV産業クラスターが存在しています。GLMは京都府の運営する「次世代自動車パートナーシップ倶楽部」内に京都の部品メーカーを中心とした『京都電気自動車開発ワーキンググループ』を設立し、参画企業との共同開発を通じ、世界で最もハイクオリティなEV Platformの開発を進めています。
GLM「京都生産方式」の特徴は、コア技術の開発とPlatformの製造がすべて京都で行われていることだけではありません。
部品を車台(Platform)と、ボディカウル(Exterior)に分けて製造する独自の生産方式により、一つのPlatformに対して様々なデザインや仕様の違う車両を作ることが出来る多品種生産が実現するのです。独自開発されたPlatformは、それだけで剛性・強度等すべての安全性能を完結させる合理的構造です。(特許取得済)
Platformを用いた生産では、Exteriorの製作に専用金型やロボット溶接等の高価な設備投資の必要がなく、少量から中規模の生産にも対応することが可能になります。
GLMのPlatformは自社ブランド車両以外にも提供しており、国内外の電機メーカーや非自動車メーカーによる車両製造の実績につながっています。
【GLM 会社概要】
本社:京都府京都市左京区吉田本町 京都大学VBL
代表取締役社長: 小間裕康
設立 : 2010年4月
資本金: 8億1千30万円(準備金、資本性ローン含む)
事業内容: EVスポーツカー及びプラットフォームの製造販売
Web: http://www.glm.jp
<strong>【本件に関するお問い合わせ先】
GLM 担当:田中(たなか)
TEL: 0774-39-8822 FAX:0774-39-8338
Mail: info@glm.jp